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2024/11/22 02:54 |
漫才って落語にも劣らない作品なのだ!!
漫才は、時代にシンクロする芸であるだけに後世に作品として残りづらいと言う話がある。
でも、売れてる漫才のパワーは落語をはるかに上回る。

漫才と言えば、いまやM-1で世間的な注目を浴びるジャンルになった。
これは花王名人劇場で澤田隆治さんが、「ザ・マンザイ」を始めてツービートやB&B、ざ・ぼんちが売れてからかな?と言うのがボクの感想。
彼らは番組のおかげで大スターになった。
ただ、最後にその人気を根こそぎさらっていったのは、結局マンザイブーム前から売れていた「やすきよ」こと横山やすし、西川きよしだったのはご存知の通り。
ビートたけしや島田紳介は有名人になって生き残ったけど、
マンザイという作品を残しているわけじゃない。それでいいんだと彼らも思っていた節もあるし。

やすきよの「教習所」は最高だった。きよしがボケてやすしがツッ込みに回ったこの作品。
教習所の生徒役のきよしが教官役のやすしを相手に危険運転をしてギャグにするという、
立場が反対ならしゃれにならないこの話。
パニックになって車を停められないきよしをやすしが懸命に停めようとする場面。
「あぶないあぶない(やすし)…(2人で座った状態で飛び跳ね)バァ~ン!…(きよし、後ろを振り返って)3人、寝てますね?(やすし)跳ねとんのや!(このセリフ「死んでるやないかい!」だったかな?)
文章にすると全く面白くないが、これをあのテンポと間で聞くと大爆笑なのだ。
だからやすきよ漫才は作品になるのだ。

今の若手芸人の「楽屋話」が作品として語られるとは思えない。
彼らネタ下ろしのライブは行っているのだが、
それが、今のボクの印象には残っていない。
ライブDVDも見るのだが、ギャグのフレーズは別として、
爆笑問題の「○○」はいいなあ。さまあ~ずの「△△」は最高だよ、とはいかないもの。

先日、横山ノックが死んで、テレビでマンガトリオの3人漫才を見たけど、
やっぱり、面白いよ。あれは作品だね。
マンガトリオのDVDがあったら借りて見直したいなあ。
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2007/06/24 13:29 | Comments(0) | TrackBack() | 漫才

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