やっぱり落語はブームらしいね。
ブームそのものについては懐疑的なんだけど、
落語、それも女流の落語家をテーマにしたドラマが公開されました。
去年は貫地谷しおりさんが主演したTVドラマ「ちりとてちん」は上方落語のドラマ
今度はミムラさんの主演で映画「落語娘」が作られました。
あらすじはこうです。
「「絶対、真打になる!」と、12歳の時に落語に目覚めて以来、大学の落研で学生コンクールを総なめにしてプロの門をたたいた香須美。拾ってくれたのは奇行三昧で知られる業界の札付き・三々亭平佐だった。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態。そんな破天荒な師匠にTV局から、これまで演じた者が必ず命を落とすという呪われた演目「緋扇長屋」に挑む話が舞い込む…。」
すごいね、演者が必ず命を落とす呪われた落語なんて…。
聴いてみたいよね。「緋扇長屋」って噺。
「ちりとてちん」では渡瀬恒彦さんが寄席をすっぽかして廃業した?師匠徒然亭草若を演じてました。
この映画では「奇行三昧で知られる業界の札付き。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態」の三々亭平佐を津川雅彦さんが演じてます。
それにしても、不祥事を起こして寄席は出入り禁止。一度も稽古をつけてくれない落語家って…
すぐ思い浮かんだね。
この人が…
川柳川柳
この人の異端は半端じゃない。
さすがの落語ブームでも拾い上げてくれなかった究極の異端落語家。
大銀座落語祭に出たという話も聞かない。
まず、酒のしくじりは数知れず。
酔っ払って高座はすっぽかす。
かと思えば、呼んでもいないのにやって来て
アポなしで高座に上がり勝手にしゃべる。
早く帰りたいと平気で順番を変えてしまう。
後輩快楽亭ブラックのおごりで飲みに行くと、 酔った勢いで絡んだ相手はブラックの子供。
中でも有名なのは、忘年会で酔った勢いで師匠の家の玄関にウンコをして帰った話。
この人の師匠と言えば三遊亭圓生だから、怖いもの無し。
ケチでは業界でも有名。
「兄さん、おごってよ」
「今、金持ってねえよ。」
「…じゃあ、金出すからおごってよ。」
これは、家元立川談志がよくケチの噺のマクラでふるエピソード。
得意の演目は「ガーコン」、ジャズ落語。つーか、ほとんどそればかり。
一番得意の芸は口ラッパや口ベースといった楽器のものまね。
こんな師匠に弟子がいる。
川柳つくしさんという元OLさん。
方々で入門を断られてどんな人かも知らずに門を叩いたのがこの師匠。
あれ?「落語娘」の筋そっくりじゃん?
ただ、この人が師匠を語る。
「まず人に謝る事がない人。神にも謝らないでしょう。」。
それでいて趣味は聖書を読む事なんだという。
でも嫌いになれないのは、権力や権威にこびず、好きに生きて腹黒いところがないところなんだって。
こういう異端は、もう現れないだろうな。
なんか、この人の「緋扇長屋」が聴いてみたいよね。
ああいう人が命がけで語る落語ってどんなものなんだろう?って
今度はミムラさんの主演で映画「落語娘」が作られました。
あらすじはこうです。
「「絶対、真打になる!」と、12歳の時に落語に目覚めて以来、大学の落研で学生コンクールを総なめにしてプロの門をたたいた香須美。拾ってくれたのは奇行三昧で知られる業界の札付き・三々亭平佐だった。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態。そんな破天荒な師匠にTV局から、これまで演じた者が必ず命を落とすという呪われた演目「緋扇長屋」に挑む話が舞い込む…。」
すごいね、演者が必ず命を落とす呪われた落語なんて…。
聴いてみたいよね。「緋扇長屋」って噺。
「ちりとてちん」では渡瀬恒彦さんが寄席をすっぽかして廃業した?師匠徒然亭草若を演じてました。
この映画では「奇行三昧で知られる業界の札付き。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態」の三々亭平佐を津川雅彦さんが演じてます。
それにしても、不祥事を起こして寄席は出入り禁止。一度も稽古をつけてくれない落語家って…
すぐ思い浮かんだね。
この人が…
川柳川柳
この人の異端は半端じゃない。
さすがの落語ブームでも拾い上げてくれなかった究極の異端落語家。
大銀座落語祭に出たという話も聞かない。
まず、酒のしくじりは数知れず。
酔っ払って高座はすっぽかす。
かと思えば、呼んでもいないのにやって来て
アポなしで高座に上がり勝手にしゃべる。
早く帰りたいと平気で順番を変えてしまう。
後輩快楽亭ブラックのおごりで飲みに行くと、 酔った勢いで絡んだ相手はブラックの子供。
中でも有名なのは、忘年会で酔った勢いで師匠の家の玄関にウンコをして帰った話。
この人の師匠と言えば三遊亭圓生だから、怖いもの無し。
ケチでは業界でも有名。
「兄さん、おごってよ」
「今、金持ってねえよ。」
「…じゃあ、金出すからおごってよ。」
これは、家元立川談志がよくケチの噺のマクラでふるエピソード。
得意の演目は「ガーコン」、ジャズ落語。つーか、ほとんどそればかり。
一番得意の芸は口ラッパや口ベースといった楽器のものまね。
こんな師匠に弟子がいる。
川柳つくしさんという元OLさん。
方々で入門を断られてどんな人かも知らずに門を叩いたのがこの師匠。
あれ?「落語娘」の筋そっくりじゃん?
ただ、この人が師匠を語る。
「まず人に謝る事がない人。神にも謝らないでしょう。」。
それでいて趣味は聖書を読む事なんだという。
でも嫌いになれないのは、権力や権威にこびず、好きに生きて腹黒いところがないところなんだって。
こういう異端は、もう現れないだろうな。
なんか、この人の「緋扇長屋」が聴いてみたいよね。
ああいう人が命がけで語る落語ってどんなものなんだろう?って
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