題名の言葉で圓楽さんを思いだせる人は何人いるんだろ?
ニュースではほとんど「『笑点』の三遊亭圓楽さん死去」とあります。
確かに世間的にはそうだろうけど、
笑点の…で語られるのは可哀想な話で、間違いなく昭和の名人三遊亭圓楽として肩って欲しいよね。
実は僕の本棚には立川談志の「現代落語論」とともに三遊亭圓丈の「ご乱心」という圓生一門独立騒動の暴露本があり、そこではまさに悪の黒幕?として登場する圓楽さんなのだが、噺の上手さはやはり他の追随を許さないわけで…
圓楽さんの代表作…なんておこがましいが、「濱野矩随」と「薮入り」かなぁ。「厩火事」は小朝の方が好きだけど…あと、「目黒のさんま」かな。「御神酒徳利」もよかったな。ああ、話が尽きない。
関西の米朝師匠が落語家として初めて文化勲章を貰う年、「盟友」談志よりも早く志ん朝の待つ極楽亭の高座にいっちまった圓楽さん。
「藪入り」の父親のセリフの部分でよく本当に涙を流しながら熱演していた高座を思い出します。
今日は久し振りに鈴本の圓楽独演会のテープでも聴きながら寝るとしましょう
合掌
ニュースではほとんど「『笑点』の三遊亭圓楽さん死去」とあります。
確かに世間的にはそうだろうけど、
笑点の…で語られるのは可哀想な話で、間違いなく昭和の名人三遊亭圓楽として肩って欲しいよね。
実は僕の本棚には立川談志の「現代落語論」とともに三遊亭圓丈の「ご乱心」という圓生一門独立騒動の暴露本があり、そこではまさに悪の黒幕?として登場する圓楽さんなのだが、噺の上手さはやはり他の追随を許さないわけで…
圓楽さんの代表作…なんておこがましいが、「濱野矩随」と「薮入り」かなぁ。「厩火事」は小朝の方が好きだけど…あと、「目黒のさんま」かな。「御神酒徳利」もよかったな。ああ、話が尽きない。
関西の米朝師匠が落語家として初めて文化勲章を貰う年、「盟友」談志よりも早く志ん朝の待つ極楽亭の高座にいっちまった圓楽さん。
「藪入り」の父親のセリフの部分でよく本当に涙を流しながら熱演していた高座を思い出します。
今日は久し振りに鈴本の圓楽独演会のテープでも聴きながら寝るとしましょう
合掌
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