「うちら陽気なかしまし娘、誰が言ったか知らないが、女3人寄ったら『かしましい』とは愉快だね…ベリー・グ・グー、ベリー・グ・グー、お笑い、おしゃべり、ミュージック~、あかるく歌ってナイトアンドデイ、ピーチク、パーチク、かしましぃ~♪」
はっきり言って「うちら陽気な~かしましいとは愉快だね」から後は覚えてませんでした。
こんな調子で始まる3人漫才と言えばご存知「かしまし娘」
正司歌江、照枝、花江の3人姉妹で歌江(三味線)照枝(ギター)花江(ギター)3人の音曲漫才は当時(昭和30年代)でも珍しかったらしい。60年代には一世を風靡した漫才グループ。
最近、ネットで調べてわかっただけど、ベリーグ・グー(very good good)とかナイトアンドデイ(night and day)なんてモダンな歌詞を使ってたんですね。
歌江さんは、後に出家し尼さんになりました。現在は女優として活躍中です。照枝さんは、今なら磯野貴理の姑として知られている方。
小唄や歌謡曲を順番に歌いながら途中にマシンガンのようにギャグを散りばめてボケと突っ込みの境界もわからなくなるような怒涛の高座(ステージ?)だった記憶があります。
基本的には姉の歌江さんが突っ込みと進行。照枝が暴れる感じのボケ、花江もボケだが若いから3人の中では美人キャラでいじられ役。妹2人がボケまくり姉がそれを懸命に抑えていく感じじゃなかったかなあ…。
歌江-小唄、照枝-お客をいじりながら歌謡曲、次に花江が歌おうと口をあけるとまた歌江に順番が回り「歌江ねえちゃん!うちかて歌いたいワ!」とむくれると、次女の照枝がそれに突っ込むといった具合。
また「花江ちゃんは森光子タイプ、ワタシ(歌江)は新珠三千代タイプ…」(照枝が)「そしたら、アタシは?」(歌江)「そうやなあ、姉の欲目で…嵐勘寿郎タイプ」(照枝)「アタシは男か!」そうかと思えば、ウエスタンの題材の漫才で、打ち合いのシーン照枝がギターを銃にみたてて、姉(歌江)に向けると「ババババ(銃声)オババ・オババ。オババ!」とやって見せたりアクションもやった。
彼女達の全盛期は多分アタシの子ども時代だが、何をやっても可笑しかった。いつまでも続いて欲しいと思って聞いてた。
でも終わっちゃうんだよね…
最高潮でスパッと切ってエンディングに入るのがもう堪らなかった。
「これでおしまいかしまし娘♪またの会う日を楽しみに…それでは皆様…ご機嫌よう~♪」と下げる。
彼女達は上方演芸大賞を受賞した松竹芸能の看板芸人だったわけだけど、実は3人とも上方生まれじゃない。
歌江さんは歌志内、照枝さんは小樽、花江さんは秋田と全員が東北北海道の出身。(旅回りのせいです)
そう思えば、あの漫才にはあまりコテコテの関西臭さがなかったような気もしますね。
彼女達と競うようにフラワーショー(「ようこそ~みなさん~、ご機嫌よろしゅ~♪うた~って、わら~ってフラワーショー♪」)やちゃっきり娘
(「はぁ~、ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな、ちゃっきり娘が!とびだ~し~た~♪」ってオープニング)も登場したけど、かしまし娘のエネルギーが衰えてるとともに、このジャンルそのものが何となく大人しくなってきたのは残念でしたねえ…
あ~、もうネタがなくなった
「これでおしまい かしまし娘またの会う日を楽しみに それではみなさま!ごーきげーんーよ~♪」
はっきり言って「うちら陽気な~かしましいとは愉快だね」から後は覚えてませんでした。
こんな調子で始まる3人漫才と言えばご存知「かしまし娘」
正司歌江、照枝、花江の3人姉妹で歌江(三味線)照枝(ギター)花江(ギター)3人の音曲漫才は当時(昭和30年代)でも珍しかったらしい。60年代には一世を風靡した漫才グループ。
最近、ネットで調べてわかっただけど、ベリーグ・グー(very good good)とかナイトアンドデイ(night and day)なんてモダンな歌詞を使ってたんですね。
歌江さんは、後に出家し尼さんになりました。現在は女優として活躍中です。照枝さんは、今なら磯野貴理の姑として知られている方。
小唄や歌謡曲を順番に歌いながら途中にマシンガンのようにギャグを散りばめてボケと突っ込みの境界もわからなくなるような怒涛の高座(ステージ?)だった記憶があります。
基本的には姉の歌江さんが突っ込みと進行。照枝が暴れる感じのボケ、花江もボケだが若いから3人の中では美人キャラでいじられ役。妹2人がボケまくり姉がそれを懸命に抑えていく感じじゃなかったかなあ…。
歌江-小唄、照枝-お客をいじりながら歌謡曲、次に花江が歌おうと口をあけるとまた歌江に順番が回り「歌江ねえちゃん!うちかて歌いたいワ!」とむくれると、次女の照枝がそれに突っ込むといった具合。
また「花江ちゃんは森光子タイプ、ワタシ(歌江)は新珠三千代タイプ…」(照枝が)「そしたら、アタシは?」(歌江)「そうやなあ、姉の欲目で…嵐勘寿郎タイプ」(照枝)「アタシは男か!」そうかと思えば、ウエスタンの題材の漫才で、打ち合いのシーン照枝がギターを銃にみたてて、姉(歌江)に向けると「ババババ(銃声)オババ・オババ。オババ!」とやって見せたりアクションもやった。
彼女達の全盛期は多分アタシの子ども時代だが、何をやっても可笑しかった。いつまでも続いて欲しいと思って聞いてた。
でも終わっちゃうんだよね…
最高潮でスパッと切ってエンディングに入るのがもう堪らなかった。
「これでおしまいかしまし娘♪またの会う日を楽しみに…それでは皆様…ご機嫌よう~♪」と下げる。
彼女達は上方演芸大賞を受賞した松竹芸能の看板芸人だったわけだけど、実は3人とも上方生まれじゃない。
歌江さんは歌志内、照枝さんは小樽、花江さんは秋田と全員が東北北海道の出身。(旅回りのせいです)
そう思えば、あの漫才にはあまりコテコテの関西臭さがなかったような気もしますね。
彼女達と競うようにフラワーショー(「ようこそ~みなさん~、ご機嫌よろしゅ~♪うた~って、わら~ってフラワーショー♪」)やちゃっきり娘
(「はぁ~、ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな、ちゃっきり娘が!とびだ~し~た~♪」ってオープニング)も登場したけど、かしまし娘のエネルギーが衰えてるとともに、このジャンルそのものが何となく大人しくなってきたのは残念でしたねえ…
あ~、もうネタがなくなった
「これでおしまい かしまし娘またの会う日を楽しみに それではみなさま!ごーきげーんーよ~♪」
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