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2024/11/22 03:52 |
桂三枝師匠について
ZZZ…んっ?
あーらら、もう12月じゃあござんせんか?
そういえばアタシが住む埼玉県の某所~ってほとんどみんな知ってるんだけど、来年3月に立川談志・桂三枝の二人会があるんですよ。

いや~、楽しみですね。

鬼が笑わぬようにと願うばかり。

しかし、家元、3月まで体調くずさないようにして欲しいなあ。

この二人の話とて、予想するのも楽しみです。

そんな流れで桂三枝師匠
いわずと知れた大阪落語会の頂点に立つ方ですね。
そして創作落語の大看板です。

創作落語ってのは…まあ、新作落語ですよね。
よーするに。
三遊亭円丈師匠なら実験落語ってやつだ。

新作ってのは現在古典と区別するのが難しくなってます。
東京で言うと、柳家金語楼師匠が演った「落語家の兵隊」あたりが新作らしい新作かね?
「陸軍歩兵二等卒、山下ケッタロー♪」ってやつ。
何?知らない?古い?
アタシだってオンタイムじゃない。テープで聴いたんすよ。

話がまたまた横路孝弘にずれました…いやすいません横道です。

三枝師匠。
アタシが知ってるのは、もうヤングOH!OH!からなんだけど。
創作落語の歴史は古く、S39年7月の「アイスクリン屋」から口演してるってんだから、筋金入り。
40年以上前の作品なら、ほとんど古典だよね。

S57年には、かの有名な
「ゴルフ夜明け前」(近藤勇と坂本竜馬が京都でゴルフをする噺ね。)や
「効果音の効果は効果的だったかどうか」が発表されてます。
この辺はアタシも社会人になったばかりで、何回か澤田隆二さんの「名人劇場」やラジオなんかで聴いた記憶があります。
「ゴルフ…」なんか映画にもなりました。

そんなこんなで現在三枝師匠が演じてきた創作落語は200あるそうです。
席亭三枝のいらっしゃーい亭

新作と世間言われている落語は古典に比べて鮮度が悪いのですが、
これは噺が話者のキャラクターに離れがたくくっついているからです。
三枝師匠の作った落語を弟子の方々が別な解釈で練り上げていけば、それはそれで江戸時代の新作だった古典落語と変わりなくなるのです。
本人たちがそれを望むかわわかりませんがね。

さて、
来年3月三枝師匠が何を板にかけてくるのか、
とても楽しみです。
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2008/12/14 01:07 | Comments(0) | TrackBack() | 落語

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