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2024/04/19 22:29 |
ふじ ゆきえはなこのオペラ漫才がなつかしい
最近、オペラ漫才ってありますよね。
島田夫妻っていうコンビです。
一度テレビで観ましたが、
さすがモノホン?(音楽大学出身)の雰囲気を漂わせアリアを歌うように掛け合いを行う。
そう言えば、
「かつみ・さゆり」のさゆりさんも音大出の人じゃなかったっけ?

ま、それはそれとして

アタシがオペラ漫才で思い出すのが
「ふじ ゆきえはなこ」の女性コンビです。

覚えていらっしゃいますかね?

上京当時、よく寄席に出てらして

最近引退されたのを知って淋しく思ったもんです。
こんな掴みがありました。
登場早々に、はなこ師匠が

「いや~失敗したね~」

「何が?」

「こうやってお腹をたたいて人気出るんだったら、アタシもやっとけばよかった」

「おやめなさいよ!」(場内爆笑)

あきらかに当時大人気だった「いくよくるよ」に引っ掛けた掴みなのですが、
別にはなこ師匠は大柄だったがお腹が出ているわけでもなく、
どんなものでも笑いに持っていく上方流のお笑いではなかったので、
お腹叩いても無理だったでしょうね。

このお二人が演る「オペラ漫才」
東京らしいしゃべくりにゆきえ師匠のソプラノとはなこ師匠のアルト?
お二人とも美声でした。
だから逆に当時はやりの歌謡漫才はできなかったんでしょうかね?

このお二人のネタで「蝶々夫人」を使ったものが一番好きでした。

とくにピンカートンを見送る蝶々夫人が、
なぜか八代亜紀の「舟歌」を歌うところ
蝶々夫人役?のゆきえ師匠が
「お酒はぬるめの~燗がいい~♪肴はあぶった~蛸がいい~♪」とやって
そこにはなこ師匠が「イカだよイカ!」と突っ込むところだけ、
物凄くはっきり覚えてるんですよね。

昔から歌を歌って話を進めるのは漫才にはよくある演じ方ですが、
オペラを使ったのは、このお二人が最初じゃなかったかな?

大好きでした。
大好きなのに、このくらいしか語れないのが淋しくもあります。
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2007/11/24 11:45 | Comments(2) | TrackBack() | 漫才

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コメント

最近ホンモノのオペラにもかなり興味がわいているのですが…

それはともかく、このコンビは知らなかったです。ちょっとちがいますが
オペラを題材(?)にしたネタと言われてすぐ思いだしたのが桂子好江!
昔テレビでもよく見たし、最近CDで聴きましたがおもしろかったー。

セビリヤの理髪師で「♪かーねくーれ」とか。まあ超ベタベタなんですが
声の爆発力がスゴくて今聴いても笑えました。
この爆発力は今聴いてもちょっと比べられるコンビがいないんじゃないでしょうか。
posted by 行かない旅URLat 2007/11/24 17:43 [ コメントを修正する ]
桂子好江のお二人もそうですが、昔の漫才師は音曲がおできになる。
かならず、途中で喉を聞かせますな。
好江師匠は東京ボーイズを合唱団に仕立てましたからね。
新しいことに対する挑戦の気持ちがああいうオペラを使った漫才になるんでしょう。
島田夫妻はモノホンのオペラ歌い?だし、さゆりさんも音大出の本物。
少し違うかもしれません。
オペラというフレームの中でコントのような漫才のようなパフォーマンスをやったのは、上方の「非常階段」もいたよなあ。

ゆきえ・はなこは、しゃべくり漫才の中でオペラを歌うのがよかったのです。
そのうち書きますがひろし・順子のお二人もお歌いになります。
posted by totakekeat 2007/12/09 11:46 [ コメントを修正する ]

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